24日(日)は、ソニックス対レイカーズの試合がキーアリーナであり、にんじん屋さんはずっと前からその試合を観に行くのを楽しみにしていたんです。

負けてばかりのソニックスはいつもガラガラで、いつも当日券を買って観ていました。前売りが売り切れるなんて、ソニックスに限ってありえないし、前売りで買っておいて、当日家族の誰かが風邪でダウンしてしまって、チケットが無駄になるのを避けたかったからです。

24日もいつもと同じように、当日券を買うつもりでチケット売り場に行き、「テンダラーチケットプリーズ」と言うやいなや、速攻で「ソールドアウト」との答えが返ってきたのです。。。

え??? 思ってもみない展開に、本当に目が点になってしまいました。売り場のお姉さんは、すぐに入手可能な席種を調べてくれたのですが、一番安いチケットで96ドルとのこと。1枚の値段が、ですよ。無理ですそんなのってわけで、泣く泣く諦めることとなってしまいました。

にんじん屋さんは本当にこの日をずっと前から楽しみにしてたんです。毎晩、インターネットでNBAの結果をチェックしながら、「レイカーズは強いから、ソニックスは勝てないよねえ。」って。本当にいつもそんなことばかり言ってたくらい、24日にソニックスの試合を観に行けるのを楽しみにしてたんです。

そのにんじん屋さんが、チケットを買うことができないまま売り場を後にしなきゃいけないと分かった時の表情って、どんなんだったか想像できますか?いつもなら、自分の思いどおりにならないことがあると、ギャーギャーわめいて騒々しいっていうのに。こんな時こそ、いつもみたいにギャーギャー言ってくれたらどんだけ気持ちが楽になれただろうに。

とにかく、にんじん屋さんに平謝りして、次の試合を観に行こうというと、にんじん屋さんに少し笑顔が戻って、「じゃあ、明日(前もって)チケット買いに行って」と言われ、その言葉で僕も少し救われました。うんうん。もちろん明日、絶対に買いに行くからね。

駐車場までの道のりをにんじん屋さんを抱っこしながら、にんじん屋さんにそう約束しました。
こんな辛いのはもうご免だからね。

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