紀伊国屋ににんじん屋さんの「めばえ」を買いに行ったついでに、宇和島屋に新規開店したラーメン屋、サムライヌードルに寄ってきました。
日本にいたときは、理研の食堂で週に3回(いや、それ以上?)はラーメンを食べていたし、成増の道頓堀をはじめとして、東上線沿いの美味しいラーメン屋を開拓するのが楽しみの一つでした。それなのに、シアトルに来て9か月半、食べたラーメンといえばインスタントラーメンかカップラーメンのみ。それはそれでおいしいのですが、ラーメン屋さんが恋しくなってきたところにラーメン屋さん開店の情報を知り、さっそく行ってきたというわけです。噂どおりの小さなお店で、15人も入ればいっぱいになってしまうのですが、池袋など日本のラーメン激戦区にあるようなしゃれた雰囲気で入りやすいです。
お店は日本人二人(男女1名ずつ)とアメリカ人一人の3人でやっていました。お店の中程にレジがあって、最初に注文と会計をすませます。食券はなかったです。とんこつラーメンを頼んだら、麺のかたさを聞いてくれました。とりあえず最初なので、「普通で」お願いしました。とんこつラーメンは6ドル50セントでした。
待っている間、手持ち無沙汰だったのですが、「めばえ」を読んで時間つぶしするわけにもいかず(笑)、とは言え、ほかに何も持っていなかったので、「めばえ」の表紙のアンパンマンを眺めていると、ほどなくしてラーメンが運ばれてきました。
それは正真正銘のしょうゆとんこつラーメンでした。見た目からして、日本らしい繊細さが感じられます。まずはスープを一口。うーん。なつかしぃ。池袋の光麺に近い感じ?ほんとにおいしいです。次に麺をいただきます。細麺ですが、長浜ラーメンのような白い麺ではなく、黄色っぽい麺でした。これまで食べたことのあるどの麺とも異なる食感で、もっちりとした個性的な麺でした。でも、ベタベタしているという意味じゃないですよ。コシもあったし、おいしい麺でした。
麺が少し少ないという意見もありますが、家に帰ったら夕飯を食べるので、おやつと考えれば十分です。足りないと思う人は、替え玉を頼むといいでしょう。12杯食べると1杯無料になるスタンプカードをくれました。毎月「めばえ」を買いに行くときのお楽しみにしようかな。でも、お店の人に「めばえ」の人とか呼ばれないように気をつけなきゃ