日本の1月9日+シアトルの1月9日=怒濤の41時間を過ごした1年前の1月9日から1年が経ちました。1年間アメリカで過ごしてみて思ったのは、しんどかったのは最初の2、3か月間だけということです。特に、最初の2週間は本当に神経がすり減りましたが、慣れてしまえばアメリカ生活もなんてことありません。英語なんてカタコトでもノープロブレムですよ。
仕事の方も、日本とはまるで関連のない仕事ということもあり、最初の3か月くらいはまるで右も左も分からず、前任者の残したメモとプロトコール(実験手順)に従って、暗中模索するような日々が続きました。ラボミーティングの当番で発表しても、ディスカッションはチンプンカンプンで、発表者本人は蚊帳の外なんていう、笑うに笑えない状況でした。(今も大して変わらないけど、笑 ←って、笑ってるじゃん。ダメじゃん。いや、ちょっとは進歩したと思ってますよ。)
この1年かかけてようやく、自分の実験を理解し主体的に関われるようになってきました。2年目ですから、もう新米酵母研究者なんて言い訳はできません。今年はガツガツ前進するのみです。
1年後の自分が渡米2年目を振り返って何を思うのか楽しみです。
p.s. シアトルの夏は快適ですよ。みなさん遊びに来て下さい。