いつも酵母を増やすのに使っている寒天培地が1枚余ったので、何となく親指をペトッと押し付けてみました。実験中は手をこまめに洗うようにしてるのですが、きっとからだ中酵母まみれに違いないと思い、それを確かめてみようと思ったのです。
研究室の中に置きっぱなしにして次の日に見た時は何も生えてませんでした。その次の日もはっきりとしたコロニーは見えませんでした。しかし、3日目に寒天培地を見てみると何か生えてきているのが見えました。やっぱり、親指も酵母まみれだったかと思い、寒天培地の入っているプレートをよく見てみると、生えているものはいつもの酵母(乳白色か薄ピンク)とちょっと違うもので、うす黄色いのと、妙に透明感のあるこんもりとしたコロニーが生えてました。一体、何が生えてきたんでしょう??ちょっと気持ち悪い感じです。こんなのが付いている手で目を擦ったりしてたのが怖くなりました(花粉症なので)。こんな変な菌がちょっとくらいからだの中に入ってきても、病気にならないですむのは免疫力のおかげ。逆に言えば、疲労などで免疫力が落ちている時は、ちょっとバイ菌が目に入っただけで目が炎症を起こすこともあるわけで、やっぱり汚い手で目を擦ったりしないに越したことはないですね。気をつけましょう。