気がつけば、１２月ももう半分以上過ぎてしまい、来週はもうクリスマスです。クリスマスといえば、もちろんクリスマスツリーは欠かすことのできないアイテムです。と、言いたいところですが、実は我が家にはクリスマスツリーを飾る習慣がなくて、これまで一度もツリーを飾ったことはありませんでした。
ところがどっこい、今年はついにやりました！
こちらのクリスマスツリーは、本物のモミの木(Noble fir)に飾り付けをするのが一般的です。180センチくらいの高さのもので、30ドルから40ドルといったところです。生木なので、香りがするんです。マツやヒノキの香りに似ています。その香りを楽しみながらツリーを台座に固定した後，にんじん屋ママとにんじん屋さんがオーナメントで飾り付けをしました。飾り付けられたツリーを見て、にんじん屋さんは大はしゃぎでした。
そのにんじん屋さんを見て思い出したのが、自分の子供の頃のことです。たぶん、今のにんじん屋さんと同じ5，6歳の頃だと思うのですが、近所の小さなおもちゃ屋に連れて行ってもらって、小さなプラスチックのツリーを買ってもらったのです。そのときのことは、棚の位置まで、今でも鮮明に覚えているくらいですから，よっぽど嬉しかったのでしょう。まだ貧しい1970年代の日本ですから，今の物と比べると安っぽい作りの物でしたが，箱から出して，飾り付けをして，ピカピカ点滅する電球に感激した時のことは今でも脳裏に焼き付いています。願わくば，シアトルの家で生木のツリーを飾ったことがにんじん屋さんの一生の思い出となりますように。
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