先日、costcoで "planet earth" の全11話入りDVDセットを見つけました。美しいパッケージに惹かれて即買いを決心したんですが、51ドルもするし、当然Region1なので、うちにある日本から持ってきたDVDプレイヤーでは再生できません。そこで、その場はとりあえず我慢をして、家に帰って日本のアマゾンを検索したところ、同じものがNHKから発売されていることが分かりました。

もちろんRegion2で、日本語ナレーション入りなのでこれを買おうと思ったのですが、値段を見てひっくり返りそうになりました。なんと1話あたり3990円もするんです!! Boxセットも存在するんですが、ディスカウントなし! 4話入りのセットなら、3990x4=15960円ですよ。もう、開いた口が塞がりません。本当に、公共放送なんですか?なんでそんなにぼるんですか?基本的に国民は皆すでに番組制作のためのお金を支払っているんだから、NHKの番組を商品にする場合は実費+アルファ程度で販売すべきじゃないですか?それに、この作品の場合、海外で同じ作品が売られているわけだし、せめて同じくらいの値段に設定しようとは思わないんですかね?

そんなわけで、もちろん日本語版は諦め、パソコンでしか再生できないですが、Region1の英語版を購入しました。もう一度書きますけど、全11話入りで51ドルですよ。円に換算すると1話あたりおよそ570円です。NHKの7分の1の価格設定です。

内容は本当に素晴らしいです。映像美の宝庫です。英語のナレーションも渋い声で素敵です。(しかし、NHKの日本語版には未収録だそうです。)それだけに、こんな法外な値段に設定されているのが許せないです。一部のマニアだけが購入できるような価格設定ではなく、NHKを支えている一般市民がためらうことなく入手できるような価格で、NHKスペシャルなどの高水準な番組のビデオ、DVDを販売してほしいものです。小中学校には無料頒布してもいいくらいです。よく考え直してみてください。NHKの中の人。

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